市川の古民家カフェ「ママノキモチカフェ」(市川市新田1)の店主が開発したスキンケアブランド「オハダノキモチ」が5月1日に発売された。
「オハダノキモチ」化粧水(100ミリリットル、4,800円)と乳液(同、5,800円)(セットは9,800円)の2種類
店主の勝美津子さんは元看護師。娘の中学受験を機に退職し、子どもと向き合う時間を優先する生活を選んだ。看護師時代は多くの患者と接する中で、「肌の状態が気持ちにも影響する」と実感し、いつか自分が納得できるスキンケアを作りたいと考えていたという。
商品開発のきっかけは、自宅の庭にあったビワの木だった。毎年の剪定(せんてい)で大量の葉を処分していたことから活用方法を調べ、ビワの葉エキスに着目。娘のアトピー肌をきっかけに、「家族が毎日安心して使えるものを作りたい」と考え、使用感や成分にこだわりながら開発を進めたという。
商品は、化粧水(100ミリリットル、4,800円)と乳液(同、5,800円)の2種類で、セットは9,800円。市川市のふるさと納税返礼品にも採用されている。小ロットのため、カフェでの販売とSNSでの問い合わせで対応。「売るために生まれた商品というより、家族や友人のために何かできないかという気持ちから始まったブランド。地域の皆さんに支えられて商品化できた」と振り返る。
勝さんは結婚を機に市川へ移り住み、夫の祖父母が暮らしていた古い梁(はり)のある築70年以上の古民家と季節の花や草木を植えている庭を活用して「ママノキモチカフェ」を2015(平成27)年に開いた。店は京成電鉄菅野駅から徒歩5分ほどの場所にあり、店名は「ママへの感謝の気持ちを込めて」名付けたという。店舗面積は約18坪で、席数は20席。勝さんの「お薦め」だというアップルシナモンガレット(1,250円)や八宝茶(930円)などを用意。夫婦二人三脚で店を営み、勝さんが調理を、夫が庭の管理を担当する。
今後については、「ママノキモチカフェと同じように、『オハダノキモチ』も地域の皆さんに長く使い続けてもらえるブランドに育てていきたい」と話す。
営業時間は11時~13時45分(ラストオーダー)。日曜・月曜定休(7月1日と7月20日~8月31日は夏季休業)。