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市川駅前にうどん「ヤマイチ」 印刷会社2代目が異業種に挑戦

店の前に立つ店主の山田さん。店舗デザインにはAIも活用したという

店の前に立つ店主の山田さん。店舗デザインにはAIも活用したという

 うどん店「うどんYAMAICHI」(市川市市川1)が4月23日、市川駅から徒歩5分ほどの場所にオープンした。経営は市川市内で創業して51年の印刷会社「山一印刷」(市川市八幡3)で、店舗面積は約20坪、席数は22席。

しょうゆうどんに、かきあげ、ごぼう天、とり天をトッピング

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 提供するうどんは、かけ、ぶっかけ、しょうゆの3種類をベース(500円~)に、トッピングに揚げ物(180円~)を用意する。同社2代目社長の山田将弘さんは「冷たいしょうゆうどんは、麺そのもののおいしさを一番感じてもらえる一杯」と話す。今後は天ぷらなどの揚げ物や季節に合わせたメニューも増やしていく予定だという。

 山田さんは本業で都内に営業に出向く中、立ち寄ったうどん店のおいしさに魅了され、「こんな店が市川にもあれば」と感じたことが開業のきっかけになったという。製麺機メーカーが開く2日間の「うどん学校」に参加したことで、「面白そうだから挑戦してみたい」という思いが強くなり、物件探しを開始。会社の近くに位置する現在の物件を見つけたが、申し込みが多い人気の物件だったという。それでも申し込んだところ入居が決まり、出店を決めた。

 山田さんは「父は何もないところから会社を興し、印刷会社を築いた。一方、自分は親が残してくれた会社を継いだ立場。この恵まれた時代に何も挑戦しないままでいいのかと考えるようになった」と振り返る。店名の「YAMAICHI」は、祖父の名前に由来する印刷会社「山一」の屋号を受け継いだもの。父が自身の父親の名前を残したいという思いで付けた社名を、新たな事業でも引き継いだ。

 同店では、来店客が300円を寄付すると子ども1人分の食事代になる「フードリボンプロジェクト」にも参加する。「子どもがおなかをすかせるのは週1回ではなく毎日。飲食店としてできることを形にしたかった」という。

 山田さんは「市川は暮らしやすい街。観光客向けというより、地域の人が『今日はうどんにしよう』と思った時の選択肢になれたらうれしい。おいしいものを食べて少しでも気持ちが落ち着き、『また明日も頑張ろう』と思える場所にしていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~20時。日曜定休。

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